ホロスコープで使われる用語集
サインとは・・・
太陽の通り道である黄道を、春分点(春分の日の太陽の位置)を基準にして360度の天球を30度ずつに区切った12個のエリアのことです。12のサインそれぞれには名前がつけられており、天体の位置を表す役目を担っています。
サインは、人間の個性や心理傾向の12種類のタイプを象徴しているとされ、そこに位置する惑星などに特有の影響を与えます。
ハウスとは・・・
サインが12種類の「個性」を示すのに対し、「人生のさまざまな事象」を12個のカテゴリに分類したものです。個人が誕生した瞬間の東の地平線と黄道の交点を基準にして12分割されたエリアのそれぞれに、固有の事象が割り当てられており、日本語では通常「室」や「宮」と訳されています。
ハウスは、「人生」をより具体的に占うことに貢献しており、西洋占星術の判断は基本的に、これら12のハウスと12のサインの組み合わせに、各惑星がもつ意味合いやアスペクトを考慮して決定されています。
アスペクトとは・・・
主にふたつの惑星がホロスコープ上で形成する角度の関係を表したものです。なかでも、0度、60度、90度、120度、180度の5つを、「メジャー・アスペクト」と呼び重視して考えます。ふたつの惑星は、アスペクトによって良い影響を与えあったり働きを弱めあったりし、エネルギーの表れ方にバリエーションが生まれるとされています。
ボイドタイムとは・・・
月が12星座を運行中に、他の惑星と特定の角度(0度,60度,90度,120度,180度)を作らなくなった時点から次の星座に移るまでの時間帯のこと。
西洋占星術では、月が地球に対してどの惑星の性格も反映しないため、月の働きが無効になる時間帯とされています。